突然の訃報…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

本題に入る前に、お祭りが終わりもうすぐ2週間経ちますが引き続きお祭り用品のクリーニング依頼が来ます。

そして、今年は着物のクリーニング依頼も途切れる事なくきております。
着物の仕上げに関しては去年末から父親が行ってくれていますが、父親は他の仕事もやりつつ着物関係の仕事は今までの仕事に加えてのプラスαになってしまっているので大変だとは思いますが頑張ってくれています!
自分も手伝えればいいのですが、まだそこまでの技術はなく…。
父親も最初は洗いのみやっていたけど、中の人の状況が変わり自然に仕上げもやるようになったと言っていました。
そして、年数を重ね経験する事により知識や技術を磨いてきたと言っていました。
ですので、自分も店主としてやはり全ての事はできなければいけないと思っていますので、知識や技術は年数を重ね経験し身に着けていくしかないと思っています。
年数が経てば中の人の状況も変わるし、仕事のやり方も変わっていくのは当然の事です。
いいものは残しつつ、変えていくものは変えていく、自分はこのことを常に念頭に置いて経営しています。
少し話しがそれてしまいましたが、自分が言いたかったことは、先々代、先代とつないでくれた柳屋クリーニングというある意味ブランドといいますか、積み上げてきたものがある中で、当然、今までも人が変わり、機械が変わり、やり方が変わり色々な物が変化してきたはずです。
ただ、そんな状況でも柳屋クリーニングという名前でクリーニング依頼をして下さる方もいらっしゃれば何かのキッカケで新たに利用してくれている人も含め、中の形、やり方が変わっても柳屋クリーニングを信頼して貸して下さっているからお店が続けられています。
多くのお客様に利用していただいてるという事はそれだけ変わらず信用があるという事ですので感謝の気持ちでいっぱいですm(__)m
たくさんのお客様が利用して下さっている現状ですので、今後もこの状態を維持しつつ、もっとより良い質の高いクリーニング店を目指して取り組んでいきたいと身が引き締まる思いです。
まさに継続は力なりです!

本題に戻りますが、つい先日、もう昔からずーと柳屋クリーニングの伝票類を印刷してくれていた印刷屋さんの旦那さんが突然亡くなられました…。
享年82歳、死因は心不全だったそうです。
怪我をして入院し仕事はやめられてしまったのですが、それまでは仕事もお願いしていましたし、配達に行けばよく話しもしました。
入院してから会う事はなくなりましたが、配達には伺っていましたので奥様とはよく話しをしたし、旦那さんの様子も聞いていました。
突然の訃報でしたので、配達にお伺いしつつ香典を持って奥様にお渡ししに行きました。
印刷屋さんが使っていた工場で奥様と少しお話しをさせていただきましたが、葬儀の翌日でしたので、奥様はなんとなく元気がなかったし自分と話しをしている際には少し涙ぐんでいるようにも見えました。
そして、自分も奥様と話しをしながら話していると自然に泣きそうになってしまいましたが、奥様の方が悲しいはずだから、自分がここで涙してしまうと余計に悲しい雰囲気になってしまうからとグッとこらえていました。
旦那さんとは色々お話しもさせてもらったし、仕事も色々やってもらいました。
自分がある会社と取引することになり、クリーニングの回数券を作りたいとお願いした時も、自分の要望は伝えさせてもらいましたが、デザインは全て考えて作ってくれました。 僕が未年だから羊のイラストで(笑)

このクリーニング券も含め、帳票類に関してはおじさんが作ってくれたものを使用しています。
この基盤があったから新しい会社との交渉もスムーズに進みやってもらえる事になりました。
そういう意味で、柳屋クリーニング店は色々な人に支えられて成り立っています。
おじさんに会って直接これだけは伝えたかった。
「本当に色々ありがとうございました」
「ゆっくり休んで下さいね」と…。

関連記事一覧

PAGE TOP