当店で使用しているドライクリーニング機に関して

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明日、誕生日を迎える自分。
そして、個人事業主としても3年半少し経ちました。
そんな状況の今現在、実は今年に入り、市の土木建築事務所から連絡を頂き、使用しているドライ機についての対応をお願いされました。
3年前に事業を引き継いだわけですが、自分はそのことに関しては何もわからず…。
どうやら先代の伯父の代からの案件だったらしく、市の土木建築事務所の方が是正期限が今年に迫っているので連絡をくれたようでした。
この案件に関して言えば、法律である為、是正しなければドライ機を用いての営業ができなくなります。
ドライ機を用いてのクリーニングができないとなるとクリーニング店としては営業事態に問題が出る事になります。
そこで、某会社の社長である従兄弟に相談をし、設計士さんを紹介してもらい設計士さんに動いてもらい是正箇所の対応にあたってきました。

別棟にあるドライ工場に関しては工事を行い窓枠の位置を上げ、換気扇の取り付けを行いました。

しかし、ここにきてそもそもの問題にぶつかりました。
それはメインの工場にあるシリコーンドライ機に関してなんですが…。

そこで、今度、市の土木建築事務所の担当者の方と直接話しをする事になりました。
市の土木建築事務所の担当者の方は「直接、話しをしても決定に変わりはない」とおっしゃられているようですが、それはわかります。
建築基準法に対し違反なので対応しなければならない、それは当然の事でもちろん自分もそのつもりです。
ですから改善にあたり自分も尽力してきたわけですが、期限の約3か月前になりいきなりそんな事を言われてもという内容で…。
それをやる為にはお金もかかるし、今後の事業にも影響がでかねないんです。
しかし、営業を続けるにはやらねばなりません。
ですから何とか打開策がないかと自分の柳屋クリーニング店に対する思いを伝えたいと思い話しを聞いてもらう場を設けてもらいました。
ただし、その話しにより状況が一変するとは思っていません。
何せ法律ですから。
ですが、柳屋クリーニング店を利用して下さっているお客様、そして、従業員の為に自分は動かなければなりません。
だからこそ、今後の対応についても、数少ない知識で様々な対応を考えています。
経営者としての悩みは尽きないです…(>_<)

地元に戻ってきてから、1週間に1度、実家で父親と母親とご飯を食べていますが、地元ではわりかし顔が広い母親は自分の知り合いの親と話しをする機会が多いらしく「よく勤めていた仕事を辞めてお店を継ぐ決断をしてやってるよね」と言われるそうです。
まあ、世間一般の意見としては当然かと…。
子供のころは柳屋クリーニング店を自分がやるなんて想像していませんでした。
この仕事を自分が産まれる前からしていた父親にも、自分に対しては「クリーニングをやる必要はない」と言われていました。
そんなわけで高校までは県内にいましたが、大学は県外でそのまま就職もしたので静岡には10数年いませんでしたし、前会社は本社が埼玉にあり、前会社に骨をうずめるつもりで上を目指していましたから結果、前会社では少し上の地位で仕事をしていました。
そんな、自分。
決断する時には相当迷いました。
しかし、様々な人の思い、そして自分の為にこの道を選びました。
自分はこの決断は間違ってなかったと思っていますし、もちろん後悔もしていません。
この年齢になり父親と一緒の仕事を頑張れる、とても素敵な事だと自分は思っています✨
そして誰もが経験できない経営者。
経営者となった今、色々考える事ばかりで本当に大変ですが会社員では経験できなかったと思うとやりがいも感じています。
そして、経営者であり従業員も抱えているから当然責任もあります。
だからこそ、今回のドライ機の件は納得も言っていないのが本音です。
しかし、それをどうこう言うつもりはなく、自分としてはあくまでこういった思いがあるから何とかできる方法はないのか?
それから、じいちゃん、ばあちゃんの時から始まり、先代がこの場所に店舗を大きく構え切り盛りしてくれた柳屋クリーニング店。
今後の運営に影響しかねない今回の案件、それでも何とかこの局面を打開し柳屋クリーニング店を守っていけたらと自分は考えています!

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